主な検査項目 | 検査内容 |
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CT検査 | X線を照射して、体内を通過したX線量の差をコンピュータで処理をして、体内を輪切りにした断面像で画像化する検査です。 肺や心臓などの胸部や肝臓、腎臓などの腹部検査に優れた描出能があります。 |
MRI検査 | 強力な磁石でできた装置の中に入り、磁気と電波を利用して、体内の断面像を画像化する検査です。 脳実質や脳血管などの頭部や腹腔内・骨盤腔の実質臓器に優れた描出能があります。 |
頸部超音波検査 | 左右の頸部に超音波の探触子をあて、血管の内部を実際に画像で診ることで血管壁の厚さや動脈硬化(プラーク)の状態を調べます。左右の頸動脈を片方づつ観察するため、検査時間は30分程度かかります。食事の制限はありません。 |
腹部超音波検査 | 超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が高いという性質があります。これを利用して、超音波を発生する探触子を体にあてて、体内に向けて超音波を発信し、臓器や組織からの反射波をコンピュータ処理で画像化して診断するのが超音波検査です。腹部超音波で調べられる臓器は肝臓、胆嚢、腎臓、膀胱、前立腺などが対象になります。食後は消化管内に空気が発生しやすいため、肝臓、胆嚢を検査する場合は絶食でおこないます。腎臓、膀胱、前立腺のみ検査の場合は食事の制限は必要は無いですが、検査前に膀胱に尿を溜めた状態で行います。検査時間は、15分~20分程度です。 |
心電図検査(ECG) | 心筋が収縮する際に発生する微弱な電流を体の皮膚につけた電極でとらえ、時間的変化を波形にして現わしたものです。仰向けに寝て安静にした状態で、両手、両足、前胸部に電極を取り付けます。検査時間は3~5分です。心電図の波形によって不整脈や心筋梗塞、心肥大など心臓の異常や状態がわかります。 |
ホルタ―心電図検査(24時間心電図) | 胸に電極と装置を取り付け、24時間心電図を記録し、コンピューターで解析、診断をします。 この検査は、通常の心電図の記録時間では出現しない不整脈や狭心症の心電図をとらえることができます。検査(解析)の結果、胸部症状の出ない不整脈や狭心症がおこる可能性があるのか、また、症状がある場合、それが心臓に起因するのか等がわかります。 |
上部消化管内視鏡検査 | 口または鼻からファイバースコープを挿入し、食道、胃、十二指腸を観察します。検査中に、色素散布を行ったり、所見があった場合は組織を採取したりします。 |
大腸内視鏡検査 | 肛門管から盲腸までを観察します。検査中に、色素散布を行ったり、所見があった場合は組織を採取したりします。 また、ポリープ(10mm以下)などの所見によっては、高周波焼灼装置にてポリープ切除を行います。 |
単純XP(胸部、腹部) | X線を照射して体内の濃淡差を像として写し出します。 胸部X線では肺がん、肺炎、結核、胸水、気胸などの病気の診断に利用されます。 腹部X線では腸閉塞、腹水、腹腔内、胆石などの病気の診断に利用されます。 |
心臓超音波検査 | 心臓近くの胸壁に探触子をあて、心臓の大きさ、心臓の働き、心臓の中を流れる血流に異常がないかなどを調べます。心房や心室の大きさから心肥大や心拡大、動きからは心筋梗塞とその範囲、弁の形状や動きから弁膜症の程度などがわかります。また、血流の流れから先天性心疾患などの診断にも用いられます。検査時間は30分程度かかります。食事の制限はありません。 |
ABI | 動脈硬化度測定では、「脈波速度検査」と「足首と腕の血圧比(ABI)」を測定します。「脈波速度検査」を測定で、動脈硬化の進行を推定することができます。また、ある程度動脈硬化が進んでいる場合、その「異常」を数値で表すのが「足首と腕の血圧比(ABI)」検査です。仰向けに寝て測った足首の最高血圧を上腕の最高血圧で割った値のことです。動脈硬化度の測定は仰向けにベッドに寝た状態で、心電図電極を装着し手足に血圧計を巻き測定します。検査時間は全体で15分程度です。 |
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