このような症状の方に
ED(勃起不全)、疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗など
- 男性更年期外来への
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診療内容
男性にとって40~60歳代は社会的に責任が大きく増す時期です。男性ホルモン低下に加えて、こうしたストレスが更年期障害を発症させたり、悪化させたりします。
「最近なんだか体がだるい」、「調子が出ない」という方は、どうぞご相談ください。専門医が丁寧に診察いたします。
対応疾患
ED(勃起不全)、疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗などの男性更年期症状
担当医師のご紹介
井手 久満 Hisamitsu Ide / 泌尿器科医
学歴:宮崎大学医学部卒業
職歴:国立がんセンター研究所分子腫瘍学部、UCLA ハワードヒューズ研究所、杏林大学、帝京大学医学部泌尿器科准教授、獨協医科大学埼玉医療センター低侵襲治療センター教授、順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学デジタルセラピューティックス特任教授
専門分野:泌尿器科腫瘍学、腹腔鏡手術、ロボット支援手術、メンズヘルス、予防医学
資格:日本泌尿器科学会専門医/指導医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医、テストステロン治療認定医、日本メンズヘルス学会理事、日本抗加齢学会理事等
コメント:前立腺肥大症、前立腺癌の診療や男性更年期の専門外来に取り組んでいます。
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男性更年期について
男性更年期とは、成熟期から老年期に移行する過程で性腺機能が変化することに対して、肉体や精神が適応していく時期と考えられています。女性の場合は、更年期を「閉経を伴う卵巣機能の変化に対する適応の時期」あるいは「閉経前後のホルモン環境が異常に変動する時期」であり、更年期に伴う症状に対して広く治療が行われます。
男性の更年期年齢は40~60歳といわれており、この時期はさまざまな自律神経失調症や神経症状が現れます。男性には、女性の閉経による心身の変調と直接結びつくような兆候がないので、性欲減退やED(勃起不全)だけが男性更年期のサインと捉えられがちです。
しかし、男性更年期の症状は、疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗をはじめさまざまであり、さらに血液中のコレステロール値の増加や、糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態にも悪影響を及ぼしていることが最近明らかになってきました。
男性更年期障害の原因は、血液中の男性ホルモン低下により、ホルモン環境の異常が基盤にあり、これに社会的・心理的なストレスが加わって症状が現れたり、長引かせたりします。
したがって、女性の更年期ではほとんどの方が症状を自覚するのと異なり、男性の場合は40歳で症状が出ることがある一方で、80歳でも何の症状も自覚されない方もいます。
男性更年期症状の治療は、男性ホルモン補充療法により70~80%は改善します。効果がない場合は心療内科等におけるカウンセリングなどでほとんど改善し、また、鍼灸、ヨガをはじめとする代替療法も効果があるといわれております。
以下のチェックシートは、スクリーニングとして米国で広く用いられている質問です。男性更年期の目安にしてください。
男性更年期チェックシート
No | 質問 | はい | いいえ |
---|---|---|---|
1 | 最近、仕事の能力が低下したと感じていますか? | ||
2 | 夕食後、うたた寝をすることがありますか? | ||
3 | 最近、運動をする能力が低下したと感じていますか? | ||
4 | 勃起力は弱くなりましたか? | ||
5 | 物悲しい気分・怒りっぽいですか? |
||
6 | 毎日が楽しいと思うことが少なくなりましたか? | ||
7 | 身長が低くなりましたか? | ||
8 | 体力あるいは持続力の低下がありますか? | ||
9 | 元気がなくなってきましたか? | ||
10 | 性欲の低下がありますか? |
上記の質問に3つ以上「はい」がありましたら、泌尿器科の受診をお勧めいたします。
男性更年期に関するより詳しい情報の提供と、男性ホルモンに関係した血液検査が受けられます。