食べすぎ解消のコツ ~ どうして食べすぎてしまうの?
医療法人社団 こころとからだの元氣プラザ
健康支援部 管理栄養士・健康運動指導士
(元氣プラザだより 2021年12月号更新)
いつも無意識に行っている自分の食生活と向き合ってみましょう!自分の食生活のクセを知ると問題点がはっきりして対策がたてやすくなります。現状を把握し、食べすぎを解消しましょう!
タイプ別対策!!
1. 食事が不規則、欠食しがちで、間食をするタイプ
・食事にリズムを!欠食は避け、少量でも良いので1日3回食事を摂る
・夕食、夜遅くの間食も就寝の2~3時間前までに終える(夜お腹がすいたら、水かお茶を飲むと落ち着きます)。
・間食は回数を減らす。量を減らす(買いだめしない、小袋を買う)、エネルギーの少ないものを選ぶ。
2. いつも食べきれないほどの食べ物を用意するタイプ
・空腹時に買い物をしない
・買い物はリストをつくって必要最小限にする
・外食や出前は控えめに注文する
3. 早食いや大食いのタイプ
・一口ごとに箸を置き、一口20回かむ
・野菜料理など、かみごたえのあるものや汁物を先にたべる
・テレビ・雑誌を見るなど、ながら食いをしない
・大皿に盛らずに食べる分だけ小皿に盛る
・食器を小ぶりに、茶碗は小さめで重いものにする
4. ストレス解消・手持ち無沙汰など、空腹感とは関係ない理由で食べてしまうタイプ
・目の届くところに食べ物を置かない・菓子類など必要以上に買い置きしない
・食事が終わったらすぐに食器を片付ける
・食後すぐに歯をみがく
・ストレスは食べること以外で解消する(運動、入浴、趣味など)
5. 満腹感がなく、だらだらと食べ続けてしまうタイプ
・あと一口、あと少し食べたいところでやめる(腹八分目)
・残り物はすぐ片付ける
・食べたいと思ったら、まず10分待ってみる
当法人でも、昨年3,000人以上の方に、特定保健指導で減量支援をさせていただきました。減量達成された方の多くが、日々の体重等の記録をつけて いらっしゃいました。また、減量が達成できた一番の理由としても、記録をあげていました。記録することで、自分の状態を的確に把握できたようです。
日頃の生活習慣が体の変化と密接に関わっていることに気づき、問題点を少しずつ改善することでご自分の「健康生活」を築いていきましょう!主治医は自分です!
ご精読ありがとうございました!