特定保健指導について
特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対し、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。皆様から生活習慣に関するお話を聞かせていただき、メタボリックシンドロームの予防と改善、その先にある健診結果の改善に向けて、見直すべき課題を一緒に考え、ひとりひとりにあった適切なアドバイスをいたします。
特定保健指導判定
特定保健指導の該当判定は下記の条件をご参照ください。
腹囲かBMIどちらかが条件に該当される方で、追加リスク項目にあてはまる数によって判断されます。
特定保健指導では、血糖・脂質・血圧の項目で1つ以上あてはまる場合、喫煙も追加リスクに加えられます。
※65歳以上75歳未満の人は、「積極的支援」の対象となった場合でも「動機付け支援」となります。
※保険者との契約により「動機付け支援相当」で実施する場合もあります。
メタボリックシンドロームを脱却するには・・・
現在の体重の3%の減量で、血糖や脂質、血圧等の検査データが改善することがわかっています。
体重は1ヶ月に1kgの減量ペースが目安となります。
体重は1kg減らすためには7000Kcalの削減が必要です。1ヶ月で1kgを減量するには7000Kcal÷30日で1日233Kcalのエネルギー削減が必要となります。
運動と食事でバランスよくエネルギー量を調整しましょう
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、運動不足・過食・遺伝(体質)などによる内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常の3つのうち2つ以上が合併した状態をいいます。自覚症状がないため、放置しておくと動脈硬化が進み、脳卒中や心疾患を引き起こしやすくなります。
メタボリックシンドローム判定
メタボリックシンドロームの判定は下記の条件をご参照ください。
腹囲が条件に該当される方で、追加リスク項目にあてはまる数によって判断されます。