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人間ドック

検査項目一覧

便潜血反応検査

検査説明

消化管からの出血の有無を調べる検査です。口から肛門に至る消化管のどこかに出血があれば、便潜血反応は陽性になります。最も注意すべき疾患は大腸がんです。便潜血反応が陽性の場合は消化器専門外来にて下部消化管X線検査等の精密検査をお受けください。
正しく採取されないと材料不適のため判定ができない場合があります。また、採取日から5日以降に提出された検体は全て不適と判定させていただいています。

尿検査

検査説明

尿蛋白

尿中に排出される蛋白が一定量を超えると陽性となり、腎・泌尿器系疾患が疑われます。健康な人でも激しい運動・立位・ストレス・入浴や発熱・月経前後などには、一過性で認められることもあります。急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、尿管・膀胱・尿道の炎症や結石、がん、妊娠中毒症などの場合に尿蛋白が陽性になることがあります。

尿潜血

尿中にある一定量以上の血液(赤血球)が認められた場合は、腎・泌尿器系疾患が疑われます。
ごく微量で肉眼ではわからないものも発見できます。健康な人でも、激しい運動や長時間寒冷にさらされたあと、月経前後などには一過性で認められることもあります。腎臓・尿路の炎症、前立腺炎、腎臓や尿路の結石、がんなどの場合に、尿潜血が陽性になることがあります。

尿糖

尿中に糖が認められた場合は、糖尿病が疑われます。
血糖値が高くなると、腎臓で糖を完全には再吸収できなくなり、尿中に糖が出ます。しかし、尿検査だけでは、糖尿病であるかどうか判定することはできず、さらに詳しい検査が必要です。
血糖値が正常域であっても尿糖が陽性となること(腎性糖尿)があります。
逆に糖尿病の人でも陰性になることもあります。
膵炎、肝疾患、甲状腺疾患、妊娠などでも尿糖が出現することがあります。

身体計測

検査説明

身長・体重・腹囲・体脂肪などを測定し、肥満ややせすぎなどを調べます。肥満は生活習慣病の大きな原因のひとつです。太りすぎに注意しましょう。ただし、ムリなダイエットは貧血や便秘、体力低下などを招きますので注意してください。

血圧測定

検査説明

血圧測定で体に異常がないか確認します。

血液検査

検査説明

主に感染症、貧血、肝機能、脂質、糖尿病に関する機能を実施します。

貧血・感染症や血液疾患の検査

【検査成分】白血球数,赤血球数,血色素量ヘマトクリット,血小板数
白血球は、体の中に細菌などが侵入してくると増加し、異物を排除します。つまり、白血球が増えているということは細菌の侵入があり、身体のどこかに炎症がおきている疑いがあります。
赤血球は、その中に含まれるヘモグロビン(血色素)を通じて、体内に酸素を運搬しています。赤血球・血色素とも数が減少すると酸素の運搬能力が低下し、細胞が酸欠状態になって貧血になります。

肝機能検査

【検査成分】AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,総ビリルビン,ALP(アルカリフォスファターゼ),CHE(コリンエステラーゼ),LDH(乳酸脱水粗酵素)
AST,ALTとは肝臓に多く含まれている酵素です。肝細胞が破壊されると酵素が血液中に放出されるため、数値が高くなります。
γ-GTPは胆道系酵素のひとつで、肝臓や胆道に障害があると値が高くなります。また、飲酒状態を敏感に反映することからアルコール性肝疾患の診断・経過観察の指標となります。
総ビリルビン(*1)は血液中の赤血球が古くなって壊れるときに、ヘモグロビンが分解されてできる黄色い色素で、ある程度以上増加すると黄疸が出現します。
*1= 直接ビリルビンと間接ビリルビンとの総和

血中脂質検査

【検査成分】総コレステロール,中性脂肪,HDLコレステロール
コレステロール・中性脂肪が常に血液中に高い状態が続くと、動脈硬化を促進させたり、血液も流れにくく固まりやすくなるため狭心症・心筋梗塞を起しやすい状態を作ります。

糖尿病に関する検査

【検査成分】血糖,HbA1c(ヘモグロビンA1c)
HbA1cはヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので赤血球の中に含まれています。赤血球の寿命(120日)と同じ期間存在するので、過去1~3ヶ月の血糖の状態を観察することができます。

【検査内容】ブドウ糖負荷試験(糖尿病に関する精密検査)
※糖尿病コースのみ実施 (基本コース・呼吸器コースでは実施いたしません)
「正常型」「糖尿病型」「境界型(予備群)」の判定をつけることができます。
検査は、空腹の状態で1回目の採血をした後、ブドウ糖75グラムを溶かした液(サイダーのようなもの)を飲み、その1時間後および2時間後に採血をし、計3回の血糖値の変化を見て判定します。

心電図

検査説明

心臓の働きの具合を確認します。
心電図とは、心臓が収縮・拡張する時に、心臓の筋肉から発生する非常に小さな電流を体の表面から記録したものです。
おもに不整脈・狭心症・心筋梗塞・心膜炎・心肥大等の診断に役立ちます。

肺機能検査

検査説明

呼吸の呼気量、吸気量を測定し、呼吸の能力を調べます。
肺活量、肺活量率、一秒率を測定します。

内科診察

検査説明

心雑音・心拍不整などを診たり、体に異常がないかどうかの確認を行います。
また、診察で得られたデ-タをもとに、生活習慣や治療などについてのアドバイスを行います。

問診

検査説明

問診は「今日までの健康の歴史」を明らかにして、現在どのような健康状態にあるのかを判断するために必要です。

聞き取り調査、医師による聴診、視診、触診で体に異常がないか確認します。
聞き取り調査は看護師・保健師による1対1の調査を行っています。
(現/既病歴・自覚症状・家族の病歴・嗜好・運動状況等)

胸部X線検査

検査説明

肺・心臓・動脈などのチェックを行い次の症状や異常の有無を確認します。

・肺結核・肺炎・気管支炎・肺がん・肺気腫・肺繊維症・肺結核の有無など
・心臓の形や大きさ、大動脈や肺動脈の異常の有無

複数の呼吸器専門医によるダブルチェック方式を採用しています。
二次読影終了後、異常所見が疑われる場合は、前回受診時の写真と比較して再度撮影しています。

腹部超音波検査

検査説明

胆のう・胆管を中心として、肝臓・腎臓などの病変の有無を、超音波を用いた画像で調べます。
これらの臓器のがん、その他の腫瘍、胆石、胆のうポリープ、脂肪肝、肝硬変、すい管の異常、腎結石などが対象となります。

眼底検査

検査説明

眼の状態を調べます。
網膜の状態を観察し、血管の異常の有無などを調べます。
特に、動脈硬化の程度や糖尿病による血管障害の有無を見ます。

眼圧検査

検査説明

眼圧は眼球内部の圧力です。眼球は強靱な被膜(角膜・強膜)に包まれて、その中には房水水晶体、硝子体、網膜や血管(血液)に富んだぶどう膜を内蔵し、その容量によって眼内圧が生まれます。
眼に空気を噴射し圧を加え、眼球内部の圧力を測定します。年齢該当(あらかじめ定めた年齢以上の方)、特定の自覚症状、高眼圧・緑内障の既往歴のある受診者などに実施しています。

聴力検査

検査説明

聴力低下の有無を確認します。
聴力低下には、伝音難聴(外耳道の閉鎖、中耳炎など)と感音難聴(老人性難聴・騒音性難聴・薬物による聴器障害・突発性難聴など)があります。
産業現場では、騒音や爆発時の爆風などによる聴力低下が起こることがあります。
また、高齢者では老人性難聴が問題になります。

視力検査

検査説明

適正な視力が維持されているかを確認します。
視覚(光の刺激を眼で受ける感覚)、視覚によって物体を認める力(視認力)、眼球、視神経、脳の働きの総和、適正な視力が維持されているかを確認するために実施します。

裸眼及び矯正状態で遠見視力(5m視力)を測定
※契約により、眼鏡・コンタクトレンズ使用者は矯正視力のみの場合もあります。

上部消化管X線検査

検査説明

食道・胃・十二指腸をX線撮影により観察を行い、臓器の形や粘膜の変化による異常などを確認します。
検査はバリウムを飲み、上部消化管を造影します。
検査の結果、精密検査(内視鏡検査など)が必要となる場合があります。
上記の場合は、精密検査受診後に診断が確定します。

上部消化管内視鏡検査(オプション検査)

検査説明

口や鼻から内視鏡を入れ、食道・胃・十二指腸などを観察する検査です。
異常がある場合は、組織を採取して詳しく調べることも可能です。
当施設では、経口内視鏡検査においても経鼻用の細いビデオスコープを使用し、苦痛が少なくなるよう努めています。また、下部消化管内視鏡検査で広く使用されている二酸化炭素(CO2)を、新たに上部消化管内視鏡検査でも使用することになりました。
これにより、検査中や検査後の腹部膨満感が軽減し、以前より楽にお受けいただけるようになりました。

※通常は上部消化管X線検査ですが、内視鏡検査への変更が可能です。
 変更をご希望の場合は事前にお申し込みください。
 経口、経鼻、鎮静下を選ぶことができますが、変更料がかかります。
※なお、上部消化管検査は、X線検査または内視鏡検査のどちらか1つの実施です。

写真:炭酸ガス送気装置
炭酸ガス送気装置

子宮がん検査・乳がん検査(オプション検査・カトレア・スイートピー)

検査説明

子宮がん・乳がんの検査をします。
子宮がん検診 : 内診・細胞診・コルポスコープ診・経膣超音波
乳がん検診 : 乳房診察・マンモグラフィ・乳房超音波

検査の内容は「健康診断」の「がん検診(婦人科・乳房)」と同様です。
人間ドックのご料金とは異なります。

糖尿病検査(糖尿病コースのみ)

検査説明

空腹時血糖・ヘモグロビンA1cを調べ糖尿病の有無と程度を判定します。

糖負荷試験

負荷試験はブドウ糖75グラム服用後の血糖値の変化を測定し、耐糖能異常の有無を測定します。

インスリン

糖負荷前後(30分後、60分後、120分後)のインスリン分泌の状態を測定することにより、インスリン抵抗性やインスリン不全の有無を調べます。

呼吸器検査(呼吸器コースのみ)

検査説明

呼吸機能検査

肺活量・1秒率・呼気流量など肺機能全般について検査し、慢性肺気腫・喘息など呼吸器疾患の有無について診断します。

胸部ヘリカルCT検査

胸部CTスキャンをらせん状に連続して行い、肺の小さな病変(例えば初期の肺がん)を検出します。

睡眠時無呼吸症候群

手首と指に酸素飽和度モニタを装着し、睡眠時の呼吸状態を調べます。

喀痰細胞検査

喀痰から肺がん細胞などを検出します(3日法)。

説明相談

検査説明

医師による結果説明

結果について、医師がX線フィルムなど画像を供覧しながら説明を行います。

保健師による保健相談

日常についての情報をもとに、生活習慣改善を目的としたアドバイスを行います。

結果報告

検査説明

各専門医による判定を行い、結果報告書は受診後3~4週間ほどで、ご指定先に発送いたします。

早急な処置が必要な場合

至急対応者にはお電話にてご連絡いたします。
元氣プラザ外来での再検査・精密検査・治療も可能です。
※一部、元氣プラザ外来での再検査・精密検査・治療ができないものがございます。詳しくはお問い合わせください。
また、元氣プラザ医師の紹介による医療機関はもとより、ご希望の医療機関への紹介も行っております。

ご予約・お問い合わせ電話番号

受付時間
月~金曜日 8:30~17:00(祝祭日を除く)
施設のご案内
住所
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